モンサント・カンパニー、2011年度第3四半期決算報告

2011/07/08

  • 2011年度通期の1株当たり利益見通し(オンゴーイングベース)を2.84~2.88ドル、報告ベースの見通しを2.82~2.86ドルへ上方修正、フリーキャッシュフロー見通しは二度目の上方修正
  • 発表:2011年6月29日 ミズーリ州セントルイス(米国)

モンサント・カンパニー(ニューヨーク証券取引所:MON)は、2011年度の到達目標の達成に向けた事業の進捗状況を確認し、米国および中南米で好調な種子関連事業は、農業生産性の向上をめざした戦略の成功と相まって、2011年会計年度第3四半期の好調な業績の原動力だったと発表しました。従来、弊社にとって最も重要な四半期のひとつである第3四半期の実績は今年度において、米国での主力製品の定着、中南米での普及の加速、その他の主要市場の成長を背景に、弊社事業が重要な推進力を得た事を示しています。2011年度の通期見通しは、10%台後半の収益成長目標(オンゴーイングベース)も視野に入っており、この成長がフリーキャッシュフローの増加につながると期待しています。

単位:100 万ドル)(一株あたりの数字を除く)

第3四半期

第1~3四半期

2011年

2010年

2011年

2010年

部門別純売上高
  トウモロコシの種子関連事業    $ 1,123 $ 1,020 $ 4,134 $ 3,836
  大豆の種子関連事業 605 549 1,446 1,383
  ワタの種子関連事業 487 420 666 513
  野菜および果物の種子 216 204 628 600
  その他の作物の種子関連事業 216 169 357 309
種子関連事業 合計 $ 2,647 $ 2,362 $ 7,231 $ 6,641
         
  農業生産性関連製品事業 $ 943 $ 600 $ 2,318 $ 1,908
農業生産性関連製品事業 合計 $ 943 $ 600 $ 2,318 $ 1,908
         
純売上高 合計 $ 3,590 $ 2,962 $ 9,549 $ 8,549
売上総利益 $ 1,955 $ 1,387 $ 5,081 $ 4,225
純利益(損失) $ 680 $ 384 $ 1,703 $ 1,252
希薄後1 株当たり利益(損失) $ 1.26 $ 0.70 $ 3.14 $ 2.27

モンサント・カンパニー代表取締役会長、社長兼CEO、ヒュー・グラントのコメント

「第3四半期は、弊社の年間の事業業績を実質的に決定づけるため、弊社にとって常に重要な四半期となっています。米国の販売シーズンはほぼ終了し、中南米の農業生産者は現在、収穫期を迎えています。その中で、私たちが感じてきた勢いを実証するデータが出ています。本年度は弊社事業に大幅な変更を加え、顧客の皆様からも反響を頂いています。弊社の製品を生産者の方々にご利用いただいたおかげで、主要作物種子の販売数量が増加し、農業生産性関連製品事業における戦略が成功しました。それと同時に、事業全体にわたる継続的なコスト管理などの目標も達成されました。今後の見通しも明るく、10%台半ばの収益成長の可能性を見込んでいます。」

最新の事業報告

2011年第3四半期の純売上高は、種子関連事業、農業生産性向上に関連した製品事業において販売数量がともに増加したことにより、2010年第3四半期に比べて6億2,800万ドル(1ドル=81円計算で508億円)、比率にして21%増加しました。また、純利益は6億8,000万ドル(550億円)でした。

第3四半期の売上総利益は、品揃えとコスト改善による利益率の増加を背景に、前年同期比41%増の約20億ドル(1,620億円)となりました。第1~第3四半期の売上総利益は前年同期比20%、金額にして8億5,600万ドル(693億円)増加しました。

第3四半期の営業経費は、予測通り前年同期比で1億2,400万ドル(100億円)増加しました。販売および一般管理費(SG&A)は、従業員および販売奨励金、新製品発売に伴う投資の増加が想定されていたため、前年同期比20%増と、予測に沿った内容でした。また、将来の成長促進を目的として研究開発投資を継続的に増やしているため、研究開発費も増加しています。

第3四半期の1株当たり利益(EPS)は、報告ベース、オンゴーイングベースともに1.26ドル(約102円)でした。第1~第3四半期の合計では、両ベースとも3.14ドル(約254円)でした。

 

今後の見通し

通期の報告ベース、オンゴーイングベースの1株当たり利益、およびフリーキャッシュフロー見通しを上方修正しました。現在、2011年会計年度のオンゴーイングベースのEPSは2.84~2.88ドル(230~233円)、報告ベースのEPSは2.82~2.86ドル(228~231円)の範囲と見通しています。
また、2011年度通期のフリーキャッシュフローは11億~13億ドル(891~1,053億ドル)の範囲を想定しています。事業活動によって生じる純キャッシュは20億~23億ドル(1,620~1,863億円)の範囲を予測する一方、投資活動に必要な純キャッシュを9~10億ドル(729~810億円)と見通しています。

種子関連事業における2011年度第3四半期の売上高は、世界的な販売数量の増加、米国における商品品揃えの高付加価値化による改善を背景に、前年同期比12%、金額にして2億8,500万ドル(230億円)増加しました。種子関連事業の売上総利益は、期初と比較して二桁台の増加という好調な実績を踏まえ、51億~52億ドル(4,131~4,212億円)の範囲の上限に達すると期待しています。
ジェニュイティ®ラウンドアップ・レディ2イールド®大豆製品群、およびジェニュイティ®緩衝区削減トウモロコシ製品群(訳注:害虫抵抗性遺伝子を複数掛け合わせる事で、害虫抵抗性トウモロコシ以外を用いた緩衝区の面積を減らし、
収量性を高める事が出来るトウモロコシ製品)の双方について、本年度の目標としていた米国での作物面積(1千数百万エーカー)は達成される見通しで、米国の大豆とトウモロコシ種子事業の品揃えの強化につながり、両作物の将来の成長に向けた基礎になると期待しています。米国のトウモロコシの販売量の伸びに加えて、欧州、中南米での販売量が伸びており、特にアルゼンチンでの販売量増加、ブラジルでの作付面積の回復が確認されています。
ワタ種子事業は、作付面積の拡大と品種改良が事業成長につながり、好調な業績を維持しています。モンサント・カンパニーでは、綿花市場の拡大を背景に販売量の伸びを見込んでいます。また、野菜事業では今後とも売上高の伸びと利幅拡大の達成に向けて努力してまいります。

モンサント・カンパニーは、農業生産性と食料の品質向上に役立つ製品と技術的ソリューションを提供する
リーディング・カンパニーです。

この件に関するお問い合わせ先
日本モンサント(株)広報部 佐々木/ 内田
TEL: 03-6226-6081 FAX: 03-3546-6191 E-mail:bio.info@monsanto.com