モンサント・カンパニー、2011年度第4四半期決算報告

2011/10/19

  • トウモロコシ及び大豆の新製品の牽引により米国事業が改善、2011年度は予測を上回るキャッシュフロー、1 株当たり利益( EPS ) 、売上総利益を達成。ラテンアメリカ市場を牽引役に2012年度のEPS を3.34 ドルから3.44 ドルと予測。
  • グリホサート事業における購買促進費計上に係る会計処理変更により、2009年度、2010年度、及び2011年度第1 ~ 3 四半期の決算内容を修正。
  • 過去3 会計年度において、総収入及び経費総額に変化はなし
  • 2011 年度全体のEPS は0.05 ドル増加
  • 2011年10月5 日 ミズーリ州セントルイス(米国)

モンサント・カンパニー( ニューヨーク証券取引所: MON ) は、2011年度第4 四半期、及び2011年度全体の決算内容が事前の予想を上回ったこと、また2012年度の収益成長率が10%台半ばになるとの見通しを発表しました。トウモロコシ及び大豆の新製品の好調により、主力である米国の種子関連事業が改善し、世界市場、特にラテンアメリカ市場での事業拡大機会を捉えたことから、将来的な成長力が強化されました。

(単位:100 万ドル)(一株あたりの数字を除く)

2011年第4四半期

2011年会計年度

部門別純売上高
  トウモロコシの種子関連事業    $ 671 $ 4,805
  大豆の種子関連事業 96 1,542
  ワタの種子関連事業 181 847
  野菜および果物の種子 267 895
  その他の作物の種子関連事業 136 493
種子関連事業 合計 $ 1,351 $ 8,582
     
  農業関連製品 $ 896 $ 3,240
農業関連製品事業 合計 $ 896 $ 3,240
     
純売上高 合計 $ 2,247 $ 11,822
売上総利益 $ 971 $ 6,079
純利益(損失) $ (112) $ 1,607
希薄後1 株当たり利益(損失) $ (0.21) $ 2.96

モンサント・カンパニー代表取締役会長、社長兼CEO、ヒュー・グラントのコメント

「「2011年度が成功裏に終了した今、私たちの目は将来に向いています。弊社が困難な局面を脱し、成長軌道に回帰したことは明らかです。顧客との関係再構築に取り組んだ結果、種子関連事業の売上が大幅に伸び、弊社のビジネスは勢いを増しました。2012年度もその勢いをもって臨もうとしています。先進的な製品プラットフォーム、バランスの取れた事業、そして世界的な販売機会の増大など、2012年度に10%台半ばの成長を達成するのに必要な要素を弊社は有していると確信しています。」

最新の事業報告

モンサント・カンパニーの純売上高は、2011年度の第4 四半期が22億ドル( 1 ドル=77 円と して1,694億円) 、2011年度全体としては118 億ドル( 9,086億円) となりました。

種子関連事業の第4 四半期純売上高は14億ドル( 1,078億円) で、前年同期比39% 増となりま した。トウモロコシ及びワタ種子事業の世界的な大幅伸長により、種子関連事業の通期純売 上高は86億ドル( 6,622億円) に達し、前年度比13% 増を記録しました。高い成長力を有し、 勢いを増すラテンアメリカ市場が、引き続き種子関連事業の牽引役となっています。

農業関連製品事業の純売上高は、第4 四半期に関しては事前予想並みの8 億9,600万ドル ( 689 億円) 、2012年度全体では32億ドル( 2,464億円) へ増加しました。

全体として、モンサント・カンパニーの2011年度第4 四半期の純損益は1 億1,200万ドル( 86 億円) の損失、2012会計年度全体で16億ドル( 1,232億円) の利益を計上しました。

2011年度全体の1 株当たり損益( EPS ) は、オンゴーイングベース及び報告ベースで2.96 ド ルの利益でした。第4 四半期としてはEPS がオンゴーイングベースで0.22 ドルの損失( 報告 ベースで0.21 ドルの損失) です。第4 四半期及び2011年度の報告ベースEPS は、事業再構築 と事業の打ち切りを反映した結果となりました。

 

財務報告修正

モンサント・カンパニーは、既に発表されているSEC ( 米証券取引委員会) の調査に関する最新情報を明らかにしました。同調査は、2009年度、2010年度におけるグリホサート製品関連の購買促進費の会計処理に関するもので、弊社はこのSEC 調査に一貫して協力しています。

SEC の指摘を受けて、弊社は自ら調査を開始すると共に、取締役会は内部調査実施のために 監査・財務委員会へ外部からアドバイザーを迎えました。結果、2009年度第4 四半期から 2011年度第3 四半期における、グリホサート製品に関する購買促進費の計上時期を変更し、 以前に公表した同期間の財務諸表の一部を修正することとしました。会計年度を通した売上 高及び経費の総額に変化はないものの、計上時期が修正されたことから、2009年会計年度の EPS が0.05 から0.1 ドルの範囲で減少、2010年会計年度のEPS が0.02 ドルの減少から0.03 ド ルの増加の範囲で変化する事が考えられます。2011年会計年度EPS である2.96 ドルには、こ の会計処理変更による0.05 ドルの利益増加が反映されています。

この会計処理変更による、種子関連事業における財務情報の変更はありません。本日発表し た2011年度決算には、会計処理変更に関連する修正の全てが反映されています。過去の会計 年度に遡って修正を行うことから今回の決算報告においては、種子関連事業を除いて過去の 会計年度との比較を行っておりません。全ての修正は、10月中に弊社が発表予定の年次報告 書に反映される予定です。

今後の見通し

モンサント・カンパニーは2012年度について、2011年度のEPS を基点とし、10%台半ばの収 益成長を予想し、3.34 から3.44 ドルのEPS を達成すると予想しています。弊社では、ラテン アメリカ事業の継続的な拡大により、2012年度がこれまでの弊社事業の収益構造に変化が起 きる最初の年になると考えています。第1 四半期ではその貢献度は依然として小さいものの、 ブラジルやアルゼンチンにおける事業の貢献度合いが増加すると期待されています。第1 四 半期のオンゴーイングベース、及び報告ベースのEPS は、0.10 ドルから0.15 ドルと予想して います。 2011年度に売上総利益が大幅に増加し、2012年度以降も弊社の主要成長分野である種子関連 事業では、個々の製品出荷量が1 桁台で増加する事に加え、各製品の組み合わせ効果が引き 続き改善すると予想されます。また、種子関連事業の2012年度売上総利益は、個々の製品出 荷量の増加に加え、優良品種と特性の組み合わせを世界的に改善してゆくことで、57億ドル ( 4,389億円) から58.5 億ドル( 4,504億円) になると予測しています。 弊社は、農業関連製品事業の2012年度売上総利益を約8 億ドル( 616 億円) と予測していま す。 また、フリーキャッシュフローを13億ドルから15億ドル( 1,001から1,155億円) の範囲内、事 業活動により得られる純キャッシュを22億ドルから25億ドル( 1,694から1,925億円) 、投資活 動から得られる純キャッシュを約9 億ドルから10億ドル( 693 から770 億円) と予測してい ます。

2012年度の販売および一般管理費については、インフレ率上昇を考慮したベースで、22.5 億 ドル( 1,732億円) から23.5 億ドル( 1,809億円) の範囲内と予測しています。売上高に対する 比率に関し、弊社は過去数年度にわたって販売および一般管理費を削減してきました。2012 年度もこれを継続する予定です。また2012年度の研究開発費は14から14.5 億ドル( 1,078から 1,116億円) と予測しています。

モンサント・カンパニーは、農業生産性と食品の品質向上に役立つ製品と技術的ソリュー ションを提供するリーディング・カンパニーです。モンサント・カンパニーは、水やエネル ギーなどの天然資源の保全に力を入れる一方、小規模農業生産者も大規模農業生産者もとも により多く生産することができるようにするための取り組みを続けています。弊社の事業や 取り組みについての詳細はwww.monsanto.com をご覧ください。 ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCo やブログのwww.monsantoblog.com のBeyond the Rows® 、或いは、弊社のNews Release RSS Feed を購読されますと、さらに詳細な情報をご覧 いただけます。

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