ラウンドアップ・レディー・テンサイ

テンサイは、米国北部や欧州、ロシアなど主に冷涼な気候の地域で栽培されています。テンサイは地上部には多くの葉が茂る作物で、列条に栽培されます。根の部分には約15%のショ糖が含まれており、砂糖の原料になります。収穫時には根を掘りあげて収穫し、製糖業者へ出荷されます。その他の部分は家畜の飼料として利用されます。

テンサイから作られる甜菜糖は、世界の砂糖生産の約20%に相当します。残りはサトウキビから作られる砂糖です。米国では、砂糖生産と消費の大部分を甜菜糖が占めています。

砂糖は炭水化物です。果物や野菜にも含まれていますが、最も含有濃度が高いのがテンサイとサトウキビです。テンサイからとれる砂糖と、サトウキビからとれる砂糖は同じものです。砂糖は、原料がテンサイでもサトウキビでも、それが従来法であれ、遺伝子組換えであれ、有機栽培であれ、得られる砂糖は同じ栄養価、同じ組成を持っています。

2008年以前、米国とカナダの生産者はいくつかの異なる除草剤を使って雑草を防除し、テンサイの収量を維持していました。その後、モンサント・カンパニーがGenuity® Roundup Ready®テンサイの提供を開始したことで、テンサイ生産者はRoundup®ブランドの農耕地用除草剤を用いて広範囲な雑草を防除できるようになり、雑草の害を減少させ、他の除草剤の利用を減らして栽培できるようになりました。このため、ラウンドアップ・レディー・テンサイは、史上最も急速に普及した遺伝子組換え作物となりました。

モンサントは・カンパニーはRoundup Ready®の遺伝形質をテンサイ種子企業にライセンス供与しており、自社ではテンサイ種子を販売しておりません。

 

出典:

製糖業バイオテクノロジー評議会「よくある質問」

「代替農作物マニュアル」ウィスコンシン大学およびミネソタ大学

アグリビジネス ハンドブック「よくある質問」