ヒトの健康

除草剤の登録は、一回限りのものではありません。定期的な検証が求められ、完了に何年もかかる場合もあります。データは最新の科学的基準を満たしていなければなりません。40年にわたる評価の中で、グリホサートを有効成分とするラウンドアップ®ブランド製品は、ラベルの表示どおりに使用される限り、ヒトや環境、ペットに対する有害作用のリスクとならないというのが、世界各国の大多数の専門家の結論です。

世界各国の規制当局が継続的にグリホサートの安全性を検証していますが、ヒトにおける発がん性のエビデンスは見つかっていません。米国環境保護庁(EPA)は、グリホサートを含むあらゆる農薬の使用申請を評価する目的で、リスク評価を行っています。さらに、欧州委員会、カナダ保健省、日本の食品安全委員会、その他各国の規制当局や世界保健機関を含む科学機関が、グリホサートのデータを検証し、その安全性を確認しています。最新情報として、2016年5月16日、WHOで農薬の安全性調査では最も権威のあるFAO/WHO合同残留農薬専門家会議(Joint FAO/WHO Meeting on Pesticide Residues:JMPR)が、グリホサート、ダイアジノン、マラチオンに関する概要報告を発表し、この中でJMPRは、「グリホサートが食事を通じてヒトへの発がんリスクとなる可能性になるとは考えにくい」と結論付けました。

欧州委員会の保健・消費者総局(Directorate General for Health and Consumers)も、欧州におけるグリホサートの再登録のために近年広範な検証を実施しました。複数の企業が提出した6件のデータセットと、数百件の規制当局の研究と論文(300件以上の別個の毒性研究を含む)が、この検証の対象になりました。

これらのデータは、一貫して、発生毒性・生殖毒性、発がん性、遺伝毒性、内分泌かく乱性、神経毒性、免疫毒性のいずれについても証拠がないことを示しています。グリホサートの安全性についてさらに知りたい方には、広範な評価のために使用されたすべてのデータ(未発表のデータも含む)を徹底的に検討し、導き出された各国の規制当局による結論をご覧ください。