ラットを用いたフランスでの研究に対する、モンサント・カンパニーのコメント

今週初め、フランスの大学研究チームによる研究結果が、科学誌「Food and Chemical Toxicology」に掲載され、その中で著者らは、遺伝子組み換えトウモロコシを給餌した試験ラットに健康上の悪影響が見付かった、と主張しました。

モンサント・カンパニーはこの研究結果を精査しました。その結果として、以下の通りモンサント・カンパニーのコメントを発表します。

本試験結果はこの種の科学的な研究において、必要とされる基準に達しておらず、また、所見はデータによって裏付けられておらず、導かれた結論は安全性評価の目的にかなったものではありません。
毒性学、公衆衛生学の専門家達は、本試験の試験設計に基本的な問題点を見出しています。本試験がどの様に実施されたかを示す決定的な情報が明らかになっておらず、公表されたデータは著者の示す解釈を裏付けていません。主な欠陥としては以下が挙げられます。

  • 本試験の試験設計はOECD基準を満たしていない
  • 本試験に用いたトウモロコシの出所、品質が不明確である
  • 飼料調製、飼料摂取量に関する情報がない
  • 肝臓及び腎臓の病理組織学、肝機能試験、シトクロム活性に関する主張に関連したデータが、欠落している
  • 死亡率、腫瘍発生のエンドポイントにおける統計学的解析が欠けている
  • 雌雄の試験動物で異なる手法を用いるなど、今回示されたデータは極めてばらばらであり、導かれた結論を裏付けるデータとして十分ではない
  • 試験全体を通じ、用量相関関係を示していない

遺伝子組換えトウモロコシに関連して報告された結果には、信用できるメカニズムが欠けており、これまで広範に行われた数多くの科学的研究、調査結果と一致していません。これまで広範に行われてきた動物試験、In vitro試験のデータは、グリホサートが癌、腫瘍、内分泌攪乱作用を引き起こさない事を示しています。本試験は、グリホサートやラウンドアップ除草剤のこれまでに行われた広範な安全性評価に疑問を投げかける、いかなる情報をも示していません。

弊社コメントの詳しくは、以下のホームページからもご覧頂けます。

弊社以外の関係者コメント(英文) 

Science 2.0: GM Maize Causes Tumors in Rats? Here’s How Experts Responded
Reuter’s: Study on Monsanto GM Corn Concerns Draws Skepticism
Daily Mail (UK): Cancer row over GM foods as study says it did THIS to rats. 
Forbes: Monsanto’s GM Corn and Cancer in Rats? Real Scientists Deeply Unimpressed
BBC: French GM-fed rat study triggers furore. 
The Telegraph (UK): How those GM Frankenfoods are going to murder us all in our beds. 
Discovery News: GM Corn-Tumor Link Based on Poor Science.

参考情報:米国モンサント・カンパニーHP(英文)

Monsanto Responds to French Rat Study 9/21/2012
http://www.monsanto.com/newsviews/Pages/monsanto-responds-to-french-rat-study.aspx

 

2012年9月21日