モンサント・カンパニーの第1四半期決算、予想を上回る

2016/02/05

2016年2月5日 ミズーリ州セントルイス(米国)

先のアルゼンチンの通貨切り下げにより、通年の一株当たり利益(EPS)はオンゴーイングベースで5.10ドル~5.60ドル(約612円~約672円)の前半に。公表されている事業再構築活動に関係する費用の予想されるタイミングによって、通年のEPSは報告ベースで4.12ドル~4.79ドル(約494円~約575円)に若干の改善。

先に設定した年間経費節減5億ドルの目標を2018年度末までに達成する計画がまとまる。

2016年度末から2019年度にかけて、EPSの年平均成長率はオンゴーイングベースおよび報告ベースで20%以上を目標。

業界をリードする研究開発パイプラインは、3年連続で20件以上の成果を達成。

2016年1月6日 ミズーリ州セントルイス(米国)―モンサント・カンパニー(ニューヨーク証券取引所:MON)は、第1四半期、予想を上回る一株当たり利益を達成しました。2016会計年度の第1四半期について事業費およびブラジルにおけるダイズの売上高のいずれも当初の予測より良かったことが寄与しました。2016年もモンサント・カンパニーは、新たな世界的ハイブリッド・トウモロコシの製品ラインアップの展開と、Intacta RR2 PROTMダイズ(除草剤耐性・害虫抵抗性ダイズ)の継続的普及の促進がけん引する中核的種子関連事業において、これまで掲げてきた主要なイニシアチブの実施を継続します。また、独自の農業関連製品事業の戦略の実施や、支出のさらなる最適化、目標とする資本構造に向けた歩みの加速にも堅実に取り組んでいます。本日発表される研究開発状況に関する年次アップデートにおいては、現在および将来の課題に対処する農業生産者を支援することに主眼を置いた、業界で最も幅広いパイプライン全体にわたる開発フェーズの前進を20件以上発表しています。

 

 

第1四半期

2016年

2015年

(単位:100万ドル、
1株当たりの数字を除く)

報告
ベース

調整

オンゴーイングベース

報告
ベース

調整

オンゴーイングベース

部門別純売上高

 

 

 

 

 

 

トウモロコシの種子関連事業

$745

$745

$928

$928

ダイズの種子関連事業

438

438

396

396

ワタの種子関連事業

48

48

83

83

野菜種子

138

138

155

155

その他の作物の種子関連事業

30

30

59

59

種子関連事業合計

$1,399

$1,399

$1,621

$1,621

農業関連製品事業

$820

$820

$1,249

$1,249

農業関連製品事業合計

$820

$820

$1,249

$1,249

純売上高 合計

$2,219

$2,219

$2,870

$2,870

売上総利益

$901

$52

$953

$1,411

$1,411

事業費

$1,173

$(271)

902

992

992

支払い利息 – 正味

$109

109

77

77

その他費用 – 正味

$25

25

15

15

純利益

$(253)

$201

$(52)

$243

$(16)

$227

希薄化後1株当たり利益(注1を参照)

$(0.56)

 

 

$0.50

 

 

比較性に影響を及ぼす項目– EPS Impact

 

 

 

 

 

 

事業再構築費用

0.4

0.46

非継続事業に係る収入

(0.02)

(0.02)

(0.03)

(0.03)

環境和解金および訴訟和解金

0.01

0.01

希薄化後1株当たり利益(オンゴーイングベースEPSの定義については、注1を参照)

$(0.56)

$0.45

$(0.11)

$0.50

$(0.03)

$0.47

実効税率

34%

 

 

31

 

 

 

第1四半期

純売上の割合としての比較:

2014年

2015年

売上総利益

41%

49%

販売費および一般管理費

24%

20%

研究開発費

16%

14%

税金等調整前継続事業利益(損失)

(18)%

11%

純利益(損失)

(11)%

8%

 

会長兼最高経営責任者ヒュー・グラントは、「集中と規律により、短期的にも今後10年においても、設定した目標とマイルストンを達成できるという自信を深めています」とした上で、「厳しい農業環境においても、私たちは強い地位を維持しています。変化を続ける農業業界がモンサントを主導的なパートナーに位置づけている理由も、まさにこの強さです」と述べています。

上級副社長兼最高技術責任者であるロブ・フレーリー博士は、今年度のパイプラインの最新情報に関して「モンサントではイノベーションの幅も速度も増し続けており、農業全体においても弊社においても、刺激的な時期にあります」とし、「モンサントの成長基盤であるデータサイエンスや農業用生物製剤と併せ、育種、バイオテクノロジー、農薬の中心的なパイプラインで目覚ましい進展が見られました。ソリューションの提供に向けた真に統合されたアプローチにより、モンサントは独自の地位を確立し、収量の向上と全般的な生産性の改善を持続可能な方法で目指す農業生産者を支援しています」と述べています。

最新の事業報告

今四半期の純売上高は前年の第1四半期と比較して減少し、22億ドル(約2,640億円)となりました。2016年第1四半期の報告ベースの売上純利益も前年同期と比較して減少し、9億100万ドル(約1,081億2千万円)となりました。予想されたとおり、今四半期の落ち込みの原因は、南米での外貨安、除草剤グリホサートの価格、トウモロコシの種子販売量の低下によるものです。

今四半期の販売費および一般管理費(SG&A)は5億4,300万ドル(約651億6千万円)、研究開発費は3億6,400万ドル(約436億8千万円)でした。今四半期の事業費合計は、2億6,600万ドル(約319億2千万円)の税引前事業再構築費用を除いて前年比9%減となりましたが、そのほとんどは為替に影響された結果です。

第1四半期のEPSはオンゴーイングベースで0.11ドルの損失となり、弊社の示した0.23ドル~0.33ドル(約28円~約40円)という損失目安より良い結果となりました。この改善は、予想を下回る事業費と、予想を上回るブラジルでのIntacta RR2 PRO™ダイズの実績によるものです。第1四半期の報告ベースでのEPS は0.56ドル(約67円)の損失でした。これも0.86ドル~1.13ドル(約103円~約136円)としていた損失目安よりも良い結果でした。報告ベースの結果には0.46ドル(約55円)の事業再構築費用が含まれています。2018会計年度末までに年間削減5億ドル(約600億円)という先に示した目標を達成する計画がまとまったことが要因となっています(オンゴーイングベースでのEPSの調整については注1をご参照ください)。

キャッシュフロー

フリーキャッシュフローは、前年同期の9億6,900万ドル(約1,162億8千万円)に対して、今期は10億ドル(約1,200億円)を超えました。これはモンサントのトウモロコシ種子生産計画による堅実な在庫の縮小と、米国における前払いの緩やかな増加を反映しています(フリーキャッシュフローの調整については注1をご参照ください)。事業活動により生じた2016会計年度第1四半期の純キャッシュは、前年同期の13億ドル(約1,560億円)に対して、14億ドル(約1,680億円)でした。2016年度第1四半期の投資活動に必要な純キャッシュは、前年同期の3億8,000万ドル(約456億円)に対して、3億3,600万ドル(約403億2千万円)でした。2016年度第1四半期の財務活動に必要な純キャッシュは、前年同期の1億700万ドル(約128億4千万円)に対して、24億ドル(約2,880億円)でした。財務活動に必要となったキャッシュの増加は、今期における30億ドル(約3,600億円)の計画を前倒しした自社株買いによるものです。このプログラムは軌道に乗っており、今後3カ月以内に終了する見込みです。

今後の見通し

先のアルゼンチンにおける通貨切り下げを初めとして、世界的逆風および業界での逆風が継続することを考え、モンサントは通年のEPSはオンゴーイングベースで5.10ドル~5.60ドル(約612円~約672円)の前半と見込んでいます。このオンゴーイングベースでのEPSには、一部、為替のマイナス寄与を以前に予測した0.35ドル~0.40ドル(約42円~約48円)よりも大きい0.60ドル~0.70ドル(約72円~約84円)と予想したことが反映されています。報告ベースでの通年のEPSは、公表されている事業再構築活動に関係する費用の予想されるタイミングによって、4.12ドル~4.79ドル(約494円~約575円)と若干改善しました。堅実なキャッシュ管理に重点を置き、2016会計年度のフリーキャッシュフローの予想レンジを、引き続き16億ドル~18億ドル(約1,920億円~約2,160億円)とします。事業活動によって生じる純キャッシュについては26億ドル~30億ドル(約3,120億円~約3,600億円)と予想し、投資活動に必要な純キャッシュについては約10億ドル~12億ドル(約1,200億円~約1,440億円)と予想しています(EPSおよびフリーキャッシュフローの調整については注1をご参照ください)。

モンサント・カンパニーは、2016会計年度における主力の種子関連部門の売上総利益が5~7%伸びることを予想しています。この伸びは、新たな世界的なハイブリッド・トウモロコシの製品ラインアップの展開、Intacta RR2 PROTMダイズの継続的普及の促進、さらに2億7,500万ドル(約330億円)の範囲のライセンス供与の機会拡大によりけん引されると予想されます。また、農業関連製品事業においては、後発品に対するプレミアムを小さく維持するという戦略を続けていくことで、2016会計年度の売上総利益は引き続き9億ドル~11億ドル(約1,080億円~約1,320億円)になると見込まれます。

2016会計年度の事業費については、事業再構築活動に関する費用および環境和解金・訴訟和解金を除いて、2015会計年度と同程度と予想しています。この予想には、上記のようなチャンスに対する長期的な成長見通しを支えるための新しいプラットフォーム支出を含んでいます。

モンサント・カンパニーの経営陣は、2016会計年度の主要な優先項目およびマイルストンに集中することで、将来の急成長の基盤を築けるという確信を深めています。弊社の中核となる成長の原動力の増強や研究開発のリーダーとしての強み、新たなプラットフォーム、規律ある財務、これらはすべて成長目標に対する自信を裏付けるものです。2016会計年度末から2019会計年度に売上総利益において予想される35億ドル(約4,200億円)の伸びの80%をイノベーションがけん引すると見込んでいます。

モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)
http://news.monsanto.com/press-release/products/bioag-alliance-targets-250-500-million-acres-2025

モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。弊社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産して います。弊社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、弊社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや弊社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、 discover.monsanto.comおよびmonsanto.comをご覧ください。ツイッターの www.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows®、或いは、弊社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。

 

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