専門家は、需要に追いつくためには、2030年までに作物を栽培する農地がさらに1億2,100万ヘクタール必要と予測しています。

これは、米国と中国の現在の農地面積の合計にほぼ等しい面積です。


当社の目標

モンサント・カンパニーでは、動植物の生息地の喪失を低減し、水質を向上するよう取り組みながら、一単位の収穫に要する主要資源の使用量を3分の1低減する種子を開発することで、資源を保全することを誓約としています。こうしたすべてが、責任を持って需要に追いつくことに役立つのです。

今日作物を栽培するのに必要な養分、水とエネルギーの量をどのように減らすのか?

投入した資源を最大限に活用する植物を開発することと、適正量の資源を適正な場所、適正な時期に用いる栽培手法を用いることによって、資源をさらに効率よく使うことに尽きます。当社はこれらを、水利用効率、窒素の使用、および土壌の健全性の維持に焦点を絞ることで行っています。

水資源への取り組み

水は、作物生産において唯一かつ最大の制限要因です。水の利用とその入手可能性は、農業生産者がこれからの40年間に前代未聞の需要を満たそうとする際に直面する、最も重要な資源の制約の1つとなります。

当社の製品は、農業生産者による保全耕起を可能にし、これによって土壌を最善に保ち、かつ、生産性を維持することに役立っています。保全耕起とは、前年作物残渣を圃場に残すことで、土壌浸食が少なくなり、土壌の水分がより保持されます。当社では、乾燥条件に耐えられる製品にも取り組んでおり、農業生産者が実践の場で水利用の効率性を高める方法を学べるよう、米国ネブラスカ州ゴーセンバーグに水利用学習センター(Water Utilization Learning Center)を建設しました。

土壌の健全性の維持

どの農地にも、固有の土壌の特性があります。当社では、種子の選択、播種密度、各農地が必要とする施肥に関して科学に基づいた情報を農業生産者に提供するシステムを開発中です。当社は各農地に特有の土壌モデルを用いることで、農業生産者が最善の製品組み合わせや農地に適した最善の栽培手法を選ぶのに役立つ情報を提供します。より正確なインプットは、農業生産者が成功するのに不可欠な、資源のさらなる保全に役立ちます。

より効率的な窒素の利用

モンサント・カンパニーでは、通常の窒素状態では作物の収量を高め、低窒素状態では収量を安定させる種子製品の開発に取り組んでおります。当社は、窒素肥料の効率を高めることにより、より多くの窒素が作物に利用され、温室ガスを生じたり、水路に流出する元になる窒素の土中での残留が削減されることを期待しています。

進捗状況

Crop Production Reduction in Land Use Reduction in Soil Loss Reduction in Irrigated Water Use Reduction in Energy Use Reduction in Greenhouse Gas Emissions
Corn (Per Bushel) 30% 67% 53% 43% 36%
Cotton (Per Pound of Lint) 30% 68% 75% 36% 30%
Potato (Per CWT) 37% 60% 38% 15% 22%
Rice (PER CWT) 35% 34% 53% 38% 38%
Soybean (Per Bushel) 35% 66% 42% 42% 41%
Wheat (Per Bushel) 18% 47% 12% 22% 15%