気候変動と闘うための製品と農法の推進

世界の温室効果ガス排出のうち農業が占める割合はおよそ13%にもなります。モンサントは、データサイエンスと包括的なモデリングを用いた適切な農法と製品を通じて外部の専門家と協働することにより、米国で生産されるトウモロコシと大豆の相当な割合が、温室効果ガスを土壌中に隔離(閉じ込める)して生産できるという判断に至りました。土壌に閉じ込められるガスの量は、これらの作物栽培のために排出される温室効果ガスの総量と同等かそれ以上になると考えます。

2015年12月、モンサントはカーボン・ニュートラル(温室効果ガスを増加させない)な作物生産のモデルを導入する前例のないプログラムを発表しました。このモデルは、作物生産時の二酸化炭素発生を削減するのに役立つものです。保全耕起や被覆作物(カバークロップ)の作付けなどを含むインセンティブと農法が、何百万エーカーもの耕作地でのカーボン・ニュートラルな作物生産に結び付くと期待されます。

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気候変動の取り組みにおける私たちのコミットメントのひとつとして、データの共有と結果のモデリングがあります。モンサントが「カーボン・ニュートラルな農業への道筋を示す:作物に着目した削減戦略の可能性」という報告書の作成を依頼したのもそのためです。ICFインターナショナルが作成したこの報告書は、米国内での作物生産における温室効果ガス排出量の削減の可能性を取り上げています。

 

 

カーボン・ニュートラルな作物栽培のモデル

モンサントは、最適な作物栽培管理の採用を推進し続けるために、農業生産者にインセンティブとリソースを提供します。具体的には以下の通りです。

  • 農業データサイエンスは、カーボン・ニュートラルな作物栽培を達成・検証するために不可欠なものです。モンサントの1部門であるクライメイト・コーポレーションは、データ科学に深い専門性を有しており、それぞれの耕作地の土壌と作物の性質を正確に特徴づけるために必要なツールのスケールアップに取り組んでいます。
  • 耕起栽培の削減は、種の作付けと雑草防除のために土地を整える耕起をなくす農法です。土壌の健康と炭素の蓄積の改善につながります。
  • クローバーなどの被覆作物(カバークロップ)は、炭素が土壌に蓄積するのを促し、水質と浸食予防に直接の影響を与える土壌の健康を著しく改善する力を持っています。
  • 精密農業は、1エーカー当たりに作付けする種の量や、生産者が使用する農薬と肥料の量を最適化します。
  • 施肥(土壌栄養)管理は、土壌の健康を改善し、作物に取り入れられる窒素の量を増やして環境に放出される量を減らします。その結果、温室効果ガスの排出と水路への流出の両方を削減できます。

優れた交配技術とバイオテクノロジーによる種の作付けは、森林や草地を農地化することなく収穫を増強できるため、カーボン・ニュートラルな作物栽培の農法を可能にします。